相撲批評クラブ ひげ庄之助

明治時代からの相撲が好きです。

怪しい金勘定

昔から相撲界は丼勘定の世界。細かいことを考えず湯水のように入った金を豪快に使ってこそ一流力士の条件だともいわれる。明治大正でも太刀山・大錦・男女ノ川あたりはコメのキレが悪かった(=金払いが悪い)と後世語られることも。栃木山も大正時代に200円(現代なら2000万程?)をドンちゃん騒ぎ、栃錦も神棚に置き忘れた100万(現代なら1千万程か)を付け人を引き連れ一晩できれいさっぱりとかエピソードに事欠かない。読売大相撲49年7月号、タニマチのことから引用。

「昨年の相撲界の所得NO1は大鵬親方の2千2百万円だった。(中略)力士のトップ琴桜の1200万円は意外だった。(中略)派手な生活をしている北の富士、輪島クラスが姿を見せない点で首をひねった。」

琴桜横綱昇進で実入りがあったのは納得できるが、他の力士がそれ以下はおかしい。生活面から見て琴桜と同等は確実。当時の計算では輪島は懸賞金だけで600万程。月給、給金をプラスすれば琴櫻を楽々超えるだろう。今であれば国税庁から突かれそうだ。