himatom

明治時代からの相撲が好きです。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

横綱の進退

昭和38年のサンデー毎日別冊名古屋場所号より 裏正面読者のページより引用。「夏場所千秋楽から名古屋初日まで1か月にも足らぬから(中略)相撲勘を取り戻し体調を整えるには短すぎるから名古屋休場を決定したものと思われるが秋はどうか。休場療養は横綱ゆ…

新弟子検査

昭和35年のサンデー毎日別冊秋場所号より。 生きている相撲史は元力士の落語家三遊亭円窓。これまた大きかった五代目円生の実弟。 インタビューで明治42年当時の新弟子検査の様子を語っている。かなりいい加減なもので廻し姿で国技館へ行き土俵上にいる天秤…

高砂部屋2

その後高見山→朝潮→前田山→朝潮→富士錦→朝潮→朝赤龍と続く。 アウトロー力士はどの時代もおり大関2代朝潮は大の博打好き、巡業でも構わず博打を打っていたとか。今ならば賭博で逮捕かも。 男女の川は横綱昇進後不成績を続け、一代年寄制度を創設し引き摺り下…

高砂部屋

高砂部屋の起源自体、初代高砂浦五郎が相撲会所の玉垣ほかの独裁体制に抗議し脱退したのが始まりでアウトローな成り立ち。番付から抹消されるなど穏やかではなかった。 その高砂が5年ほどで復帰すると検査役の重職で迎えられ、トントン拍子で取締に出世。 か…

朝潮

朝乃山の師匠だった錦島親方(元大関朝潮)が退職とか。停年は過ぎて再雇用の参与だったが。朝乃山の引責と言われたが自身の外出違反によるところも大きいとか。 思うに思い切った処分を下せないのは一歩違えば自らも処分対象となることが多いからであろう。…