himatom

明治時代からの相撲が好きです。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

珍しい事

九州場所は照ノ富士優勝と予想通りではあったが珍しいこともあった。十両平戸海の不戦敗無し休場、十両vs幕下が4番も組まれたこと。 北の若(幕下3)-旭秀鵬(十両14) 琴裕将(幕下1)-矢後(十両10) 對馬洋(幕下2)-旭大星(十両9) 深井(幕下4)-…

照ノ富士最多勝

9日目で照ノ富士が年間最多勝を決める。実に7年ぶりの70勝以上。ここ数年は星の潰しあい、上位陣の不甲斐なさから低調だった。50勝台が続くのも異例。個性派力士を増やしても要となる力士がいなければ締まらないのだ。 照ノ富士の最多勝は1月より予想されて…

九州 続き

十両は大鵬孫の王鵬が好調で全勝。ようやく大器開眼か。これまで腰が高くそこを突かれる相撲も多かったが腰もしっかり降りている。得意は突き押しのようだがまだ四つと押しが半々のような相撲で自分の型が定まっていない印象。炎鵬は相撲を覚えられ4敗。じり…

九州場所

九州場所も9日目が終わったが何か興味が湧かない。戦前の予想通り照ノ富士が盤石で貴景勝も好調。謹慎から戻ってきた阿炎にベテランの玉鷲。気のせいか淡白な相撲が多い。 2年ぶりの九州で疲れもあるかあっさり決まる。さらに北の富士が言っていたように勝負…

昔の横綱

白鵬の暴走は問題だったが昔の横綱は親方以上の力があった。読売大相撲昭和47年5月号「その後の4庄之助」より。 「私は長い間玉錦関の番頭をやりましたが、玉錦は取締などを呼びつけたものですよ。昔の横綱は権威がありましたね。それも東富士さんまでですね…

九州場所の番付

九州の番付は定員42人の所41人。白鵬引退が編成会議後のことだったためだろう。横綱白鵬を急遽消去し年寄欄5番目に「間垣翔」。 番付面の不公平はままあり、昭和25夏は前場所前頭筆頭で8勝7敗(うち不戦勝2)の出羽錦が小結、前頭2枚目で9勝の神風が西筆頭。…

隆の里没後10年

11月7日で元鳴戸親方(横綱隆の里)が亡くなって10年。現役時代は中卒ながら理論派で経済の専門誌を読むインテリだった。弟子の指導にも生かされちゃんこにもこだわり強く稀勢の里は大きく育った。稀勢の里は没5年でようやく横綱となったが皆勤2場所で不本意…

50場所以上の対戦 1

昭和43年九州、三段目の西野と北の湖が対戦。西野が約2年先輩だが北の湖があっという間に番付を駆け上がり46夏新十両の時、西野はまだ幕下24枚目。48秋ようやく十両昇進するが十両でも一進一退。50九州魁輝の名で入幕、23歳だが10年の土俵人生。北の湖は優勝…

押し相撲

近年は押し相撲全盛。だが押しに徹しているというよりその方が楽だからという印象強い。事実勝負がつくのも早く進行時間も早い印象。体重増加で四つになっての攻防に耐える程肺活量、体力全般がないのだろう。昔の若乃花は朝から昼までぶっ通しで稽古をして…