himatom

明治時代からの相撲が好きです。

大栄翔優勝

大相撲初場所も混迷の末、前頭筆頭の大栄翔が初優勝。

初場所の初優勝が5年連続となった。

大栄翔の快進撃は称えるべき。8連勝で突っ走り、勢いが止まることなく13勝2敗。

しかし大関陣もふがいなかった。綱取りの貴景勝は相撲にならず7敗から休場。正代、朝乃山と序盤からもたつき何とかともに11勝。幕内上位の混乱に助けられた面も大きいか。

11日目の正代vs隠岐の海は取り直し前後の2番とも微妙な勝負。審判の優勝争いに配慮する忖度があった?

千秋楽結びの大関戦も行司伊之助が両者に衝突し、正代が不満の表情を見せるなど最後までしまらなかった。 今場所を象徴するような幕切れ。

大栄翔、照ノ富士とも大関となるだろうが好調が続くか…

初場所いろいろ

十両は宇良が4連勝。レスリングのような態勢もあるが体重が増し、以前より正攻法の相撲となっている。

期待の王鵬はこれといった型がなく十分に相撲が取れず苦戦。1勝3敗。

大鵬の孫ということでプレッシャーもあると思うが…

貴源治戦では体力で苦労の末寄り切ったが、宇良には手玉に取られ、この様子では幕下での出直しもあるか。

同じ新十両の東白龍は2勝2敗とまずまず。早く貴景勝らとも対戦したいだろう。

幕内は明瀬山が4連勝。3日目は速攻、4日目は新入幕「肩透かし」の翠富士を辛抱の末寄り切り。動き、技能ともに冴えている。

このところ幕尻、高齢力士の活躍が目立つがどうなる?

初場所4日間終わって

横綱が期待された貴景勝は4連敗。宝富士戦も中途半端な突き、いなしで簡単に手繰られ、上手から簡単に投げられた。もはや大関の相撲ですらない。

考えると十一月場所千秋楽の照ノ富士戦から本割5連敗。

また膝の調子が悪い可能性もあるが…押し相撲は一度崩れると立て直しは厳しい。

やはり四つになって万事休すでは安定した成績は難しいのだ。

千代大海は回転の速い突っ張りだったが勢いに乗ると四つ相撲でも出るに任せた。

大関正代、朝乃山も怪我がつきまとい不安定な土俵。4日目は二人とも格の違いを見せつけ圧倒したが…

十両が9番しかなく、幕下上位が総合テレビで放送されるなど異例の初場所

4連勝は大栄翔、明生、明瀬山。また平幕が大暴れするか。

見切り発車の初場所?

大相撲初場所を前にしたPCR検査。結果九重、友綱、宮城野、荒汐、宮城野で陽性となり16関取65力士が休場。行司6人、床山6人も休場。

初日前より混乱の情勢。十両に至っては19力士の出場で上位5枚目以内は10人中3人のみ。かなりバランスの悪い番付となる。2002年名古屋の15人以来の多さか?

ここまで休場が増え、場所中の感染・怪我の途中休場も想定されると内容も淡泊になってしまうのでは。料金に見合う相撲も期待できる?

番付編成にしても特例据え置き力士が10人を超え、紛糾間違いなし。

執行部がどのような場合に中止を想定しているかは不明だが、一度開催すれば千秋楽まで強行する可能性が高いとも。

行司、床山も休場となれば担当の割り振りも大変だろう。下位行司は日10番以上裁くか。

白鵬の感染にしても宮城野力士が全員陰性の時点で外部からのウイルスの可能性が高い。

無断外出であれば処分があるべきと思うが。

鶴竜やっぱり休場

初場所を前にして鶴竜が4場所連続の休場を発表。

腰痛、稽古不足、相撲勘が戻らないといったのが主な理由のようだが、これまでの半年間は何をしていたのか。「次は進退が懸かる」も秋場所前から重ねて発言していたもの。

日本国籍取得前は同情の空気もあったが、取得後もこれでは恥さらし。

白鵬が「公傷」で初場所不在というのもあって責任論も後退気味。

鶴竜にとっては地獄に仏ともいうべき状況。合同稽古でも準備運動のみで出場へ向けた追い込み、プレッシャーというものも感じられなかった。

花のように散った栃錦千代の富士といった面々が鶴竜を見ればどう思うのか。

相撲協会の英断

とうとう白鵬まで感染しピンチの相撲協会。ようやく全協会員のPCR検査に踏み切ったが、相変わらず対応が遅い。初日前日に結果が判明では、検査結果に即した対応ができるか?

もはや陽性者多数でも感染対策が万全と大手を振って強行する気か。

芝田山広報部長は「ガイドラインに基づき、~感染防止策を講じた上で安心安全な大相撲観戦とする」としているがもはやそんな状況ではない。

仮に無事に初日開催しても場所中に体調不良、検査の結果、陽性判明で幕内十両が雪だるま式に休場の可能性もある。

100人単位で出場停止すれば取組編成にも支障をきたし、出場自体が損という空気になるかも。

チケット払い戻し等の対応もあるが、初日を数日ずらすなどの対応があっても良かっただろう。

あくまで現状開催、変更なしという姿勢。形態変更による費用を渋ってもいるのか。

医療崩壊が始まっているが、相撲協会にも重症者多数で力士崩壊になってしまっては…

 

箱根駅伝から大相撲を

恒例の箱根駅伝。またまた留学生が快進撃。

東京国際大のヴィンセントが2区の区間新記録。2区は怖いとも言われるようだが何のその。

14人抜きでトップに立った。

また上がるのが留学生問題。外国人で勝っていいのかということ。

大相撲でも外国人問題はずっと議論される。

白鵬の所業でさらに問題も深刻化。鎖国化も批判あり永久に結論の出ないことだが...