himatom

明治時代からの相撲が好きです。

白鵬横綱大関戦238勝

白鵬が引退。17年の長きにわたり幕内を維持。優勝45回という数字は年3度の優勝を15年続けることになる。初優勝が15年前でありその翌場所も13勝、平19年に横綱となったが15年全盛期を保ったとみてもいいだろう。驚異的なのは横綱大関に対して238勝していること(決定戦・不戦勝除く)。計算違いがあるかもしれないが230勝以上は確実。

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白鵬大関初挑戦は平16.92日目魁皇戦。この場所で1横綱3大関と対戦し武双山に初勝利している。翌場所朝青龍に勝って初金星。武双山には2連勝、千代大海にも17.5に3勝2敗と勝ち越すなど早くから大関と互角に戦い、18人の横綱大関と対戦しほとんど勝ち越している。このうち貴景勝、正代とは休場が多く大関としては1度だけ、朝乃山とは対戦ゼロであった。平17.9~平27.7まで毎場所大関以上と対戦を続けたのも快記録。対戦時格上であった横綱朝青龍には13勝12敗(最後7連勝)、日馬富士に36勝21敗(横綱以降14勝)、大関魁皇に26勝 や稀勢の里に44勝(大関以降22勝)琴奨菊に56勝(大関以降24勝)など両力士が長く上位に在位して達成された記録も多い。

大鵬大関戦129勝、貴乃花横綱大関戦87勝を大きく引き離すもので、優勝や勝利数のみ注目されるが意外なところにも記録がある。