相撲批評クラブ ひげ庄之助

明治時代からの相撲が好きです。

白鵬の引退

とうとう白鵬が引退。平16夏の入幕から17年。平19年より毎年最低2度は優勝を重ねV45、年3回の優勝を15年続ける計算になり、15年間全盛期を維持したという評価になる。年間最多勝10回、特に9年連続の受賞で前人未到であろう。横綱在位14年、36歳での全勝などそれだけ白鵬一強の時代であったわけで稀勢の里日馬富士鶴竜など現在なら第一人者に相当する力士が数多く準優勝以下に甘んじたのは不運であった。朝青龍という数字上相撲史に残る力士と対峙した平成21年は86勝4敗ながら優勝3回という高レベル。力士個人の評価は周囲のレベルにも影響するが上位数人の最強時代だったのは間違いない。平成22年春~23年初は稀勢の里戦の2敗を挟み88勝2敗という前人未到の境地。今後双葉山の69連勝よりも達成困難であろう。

問題は年寄名跡だが一代年寄は事実上廃止となった現在、噂される間垣といった名跡を継承か。取得が遅れたのも一代年寄授与を前提にしていた訳で些か不満が残るはず。時津風双葉山)のように20年引退→22年理事のように引退即理事も不可能でしばらくは警備担当であろう。栃錦は引退翌年の36年勝負検査役→37年理事、鏡里も34年検査役→35年理事であったが。現行システムでは委員待遇年寄で年寄修行を積むより他ない。いろいろ野望はあるだろうが問題を起こさぬか。