himatom

明治時代からの相撲が好きです。

史上最弱の幕内力士?

幕内経験者で最も弱い力士は誰?必然的に新入幕で2勝、3勝で1場所限りの力士。1勝は15日制以後居なかった筈。番付削減を断行した昭和四二年夏以降で見ると

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大真鶴がワースト。関取在位で見ると

牧本14場所、王湖9場所、大真鶴19場所、大喜鵬19場所である。

 牧本は昭和四十年に3場所経験後しばらく幕下、5年後に返り咲き入幕、その後十両1場所で、幕下に落ち41歳の引退まで10年復帰なかった。

 王湖が関取在位も最少。昭和五六年春十両、秋からは定着し、五七年名古屋で入幕した。しかし3勝、続く十両も1場所で陥落、その後3年後に一度復帰したのみで引退。世話人となった。

 数字もそうだが幕内1場所の内容も低かった。

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 勝った力士は3力士とも十両。しかも過半数の8人が十両力士であった。13日目終了で1勝12敗、皆勤ワーストの可能性もあったが榛名富士(十両6)、大飛(十両7)と連勝し3勝で終わった。十両5枚目以下の力士が幕内での土俵となること自体異例。9敗の天剛山(十両5)、10敗の青葉山と連敗しているのも凄い。幕内力士が十両力士の幕下陥落阻止を救済した格好。あまりの不振に幕内と当てること自体避けられたのだろうが、苦心の取組編成が想像できる。