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明治時代からの相撲が好きです。

武蔵丸50歳

元横綱の武蔵丸が50歳。優勝12回は現協会年寄の中で最多。確かにそうだが影が薄い。 同時代の横綱も次々と協会を去り、武蔵丸の次は稀勢の里。この2人に対戦すらゼロ。 日本語能力も影響してそうだが監察委員が長く、理事はおろか役員待遇も怪しい。本人は枯…

響龍死去

春場所13日目に頭から土俵に落下、半身不随状態で治療していた響龍が亡くなった。28歳。 師匠のコメントからも重症なのは伺えたが…本場所取組中の事故がもとで死亡に至ったのは明治以降は初だろう。 明治大正期は稽古中の怪我、巡業先で死亡が何例かあった。…

ベテラン力士

場所前琴勇輝が引退し平成生まれ初の年寄となったがまだまだ昭和の力士は健在。 関取の年齢順に 37歳 松鳳山 36歳 玉鷲 白鵬 35歳 隠岐の海 明瀬山 碧山 妙義龍といったところ。 体力が落ちたとはいえ老巧ぶりを発揮している力士も多い。明瀬山は全盛期か。 …

栃錦

昭和35夏栃錦が引退。前場所史上初の14連勝同士で若乃花と対戦し敗れてのことであった。 地味に35初の優勝は初土俵から21年で最長記録だったはず(のちに旭天鵬が20年、これも夏場所のこと)。 この頃はベテランが多かった。 番付に定員がなかったのもあるが…

千代の富士引退

ちょうど30年前平成3年夏、千代の富士引退。 4横綱2大関と豪華だったが、千代の富士は引退。北勝海大乃国と全休で形だけの番付。旭富士が小錦と争い綱の威厳を守った。 小錦は14連勝で走ったが千秋楽に旭富士に本割決定戦と連敗し賜杯を逃す。 後世からみれ…

夏場所

鶴竜引退で白鵬がまた一人横綱に。 2012年に日馬富士昇進で解消されたが、その後の鶴竜、稀勢の里と先んじて引退。後輩横綱に3人も引退されるのは千代の富士が惜しかったが初のこと。 照ノ富士が勢いに乗って横綱昇進なるか程度しか話題もない。 現大関陣は…

昔の高砂部屋

高砂部屋も朝赤龍が当主に。マネージャーの一の矢は元朝潮引退で退職ともいわれたが、そのままいるようだ。一ノ矢といえば現役時から朝青龍も頭が上がらなかったというが昔から番付を追い抜いても顎で使うようなロートル力士がいた。 石井代蔵「相撲風雲児列…

雷の最後 2

雷は大正4年夏引退し、大正5年春の番付で権太夫ではなく雷藤太郎と年寄欄に記載された。表面上は無役の年寄だったが、大正5年3月検査役の尾車(大関大戸平)が死去、浦風(平幕小松山)が健康上の理由で辞任し補欠選挙が行われ、雷と峰崎(木村銀治郎)が選…

雷(横綱2代梅ヶ谷)の最後

昭和2年9月雷権太夫取締が巡業先の新潟県与板町で心臓麻痺により急死。 協会の公式にはそうなっているが実は直前に雷は取締を辞職し平年寄だったとか。 正確に言えば辞職させられたというべきか。 雷は晩年苦境だった。部屋の不振、それに対して取締にとどま…

雷一門

相撲協会の主流は戦後出羽海→二所ノ関系→高砂系と続いているが江戸より長く名門だったのが玉垣・雷系である。明治時代の雷系の大黒柱だったのが初代・2代の梅ヶ谷。 初代は取締を長く務め、横綱として最長寿の83歳など恵まれたが、2代目は部屋も衰退、晩年に…

行司不作時代

立行司41代式守伊之助は千秋楽結びで土俵際で避けられず、頭から土俵下に転落。 2場所連続の千秋楽失態。 かつての29代伊之助も脳震盪のような状態で引き上げたことがあったはず。 控えの玉治郎が素早く勝ち名乗りを挙げ進行に支障はなかったが… 脳梗塞を患…

春場所終わる

昭和28年以来大阪で開催されてきた春場所。68年で初めての東京開催。 白鵬も結局「逃げて」しまい不安定な3大関が主軸となる土俵。予想通り照ノ富士が勝ち進み3大関を撃破。高安が一時単独トップに立つも3連敗で崩れ去りTELの優勝。大関昇進となった。 3大関…

春場所4日目

白鵬も結局休場。大関陣も正代2敗、貴景勝・朝の山は1敗。内容も攻め込まれることが多く本調子ではない。北の富士の話によれば場所前の調整が一番よかったのは白鵬とか。 大栄翔も大関を懸けたが4連敗。照ノ富士は4連勝。土俵際まで詰まっても豪快な投げが決…

元大関の長寿記録

時津風部屋がまた騒動だが、長老の元大関豊山は83歳。 あまり注目されないが大関の歴代最高齢ではないか。 これまでは元大関朝潮(大正時代)の82歳がトップ。明治12年~昭和36年という当時の寿命からみてもかなりの長寿。 ① 豊山 昭和12年~ 83歳5ヶ月 ② 朝潮…

年寄は短命だった

栃ノ海が82歳で死去。一般男性ならば平均を超える程度だが、元横綱となれば100歳を超えるような長命扱い。 力士は短命。昭和36年の定年制実施以降元横綱の定年は鏡里(施行時37歳)まで27年なく、元大関も昭和40年の清水川以降、58年の汐ノ海までなかった。 …

時津風どうなる

時津風(時津海)が規則を破り麻雀店に連日通っていた問題。 蓋を開ければ麻雀どころか、風俗、マッサージ、ホテル...場所中にもかかわらず遊び放題。 もはやコロナに関係なく師匠としての責任感の欠如。 初め「雀荘に行ったが麻雀はしていない」と子供以下…

栃ノ海死去

第49代横綱栃ノ海が82歳10ヶ月で逝去。 歴代横綱の長寿ランキングで15代横綱梅ヶ谷に次ぐ2位。 現役時代も177センチ、102キロの体。やはりソップは長持ちで記録更新は確実とも思われたが… 最近までインタビューにも時折出演。佐田の山は認知症もあり隠居状態…

時津風また問題行動

時津風(元平幕時津海)がまた不祥事。 場所中にもかかわらず麻雀店、歓楽街にも出向いた。 前回のゴルフコンペでの2階級降格でイエローカード状態。解雇も避けられないという記事もあるが暴力行為はなく解雇は厳しい? 部屋取り潰しも名門双葉山の部屋、大…

戦国時代2

かつて平幕優勝が多かったのが昭和47年、平成3・4年。 いずれも大横綱の引退、死去によるもの。大鵬、玉の海、千代の富士。 47年は北の富士が現役だったが不眠症で休場など成績不振。輪島、貴ノ花が大関昇進し、一時代を期待。北の湖が新入幕であった。 平成…

これからは戦国時代か

中澤潔氏の記事。この戦国時代となる背景に学生相撲力士の増加は大いに関係ありか。 やはり稽古不足。現状の出稽古も禁止の状況はともかく、ここ数年の上位陣の休場の多さは準備運動不足だろう。 武蔵丸の横綱までの連続勝ち越し記録など遠いもの。 昇進数場…

初場所色々

初場所の初優勝も琴奨菊、稀勢の里、栃ノ心、玉鷲、徳勝龍と5年連続となった。 ベテラン陣の奮闘が目立ったが、今年は20代の大栄翔となった。 気になるのは番付編成。上位陣は影響なしだが、幕内下位、十両に出場停止が多く、通常通りの昇降では同位置に集中…

大栄翔優勝

大相撲初場所も混迷の末、前頭筆頭の大栄翔が初優勝。 初場所の初優勝が5年連続となった。 大栄翔の快進撃は称えるべき。8連勝で突っ走り、勢いが止まることなく13勝2敗。 しかし大関陣もふがいなかった。綱取りの貴景勝は相撲にならず7敗から休場。正代、朝…

初場所いろいろ

十両は宇良が4連勝。レスリングのような態勢もあるが体重が増し、以前より正攻法の相撲となっている。 期待の王鵬はこれといった型がなく十分に相撲が取れず苦戦。1勝3敗。 大鵬の孫ということでプレッシャーもあると思うが… 貴源治戦では体力で苦労の末寄り…

初場所4日間終わって

横綱が期待された貴景勝は4連敗。宝富士戦も中途半端な突き、いなしで簡単に手繰られ、上手から簡単に投げられた。もはや大関の相撲ですらない。 考えると十一月場所千秋楽の照ノ富士戦から本割5連敗。 また膝の調子が悪い可能性もあるが…押し相撲は一度崩れ…

見切り発車の初場所?

大相撲初場所を前にしたPCR検査。結果九重、友綱、宮城野、荒汐、宮城野で陽性となり16関取65力士が休場。行司6人、床山6人も休場。 初日前より混乱の情勢。十両に至っては19力士の出場で上位5枚目以内は10人中3人のみ。かなりバランスの悪い番付となる。200…

鶴竜やっぱり休場

初場所を前にして鶴竜が4場所連続の休場を発表。 腰痛、稽古不足、相撲勘が戻らないといったのが主な理由のようだが、これまでの半年間は何をしていたのか。「次は進退が懸かる」も秋場所前から重ねて発言していたもの。 日本国籍取得前は同情の空気もあった…

相撲協会の英断

とうとう白鵬まで感染しピンチの相撲協会。ようやく全協会員のPCR検査に踏み切ったが、相変わらず対応が遅い。初日前日に結果が判明では、検査結果に即した対応ができるか? もはや陽性者多数でも感染対策が万全と大手を振って強行する気か。 芝田山広報部長…

箱根駅伝から大相撲を

恒例の箱根駅伝。またまた留学生が快進撃。 東京国際大のヴィンセントが2区の区間新記録。2区は怖いとも言われるようだが何のその。 14人抜きでトップに立った。 また上がるのが留学生問題。外国人で勝っていいのかということ。 大相撲でも外国人問題はずっ…

番付発表

初場所番付発表。話題は貴景勝の綱取り、王鵬新十両ぐらいか。 白鵬鶴竜とも出場するのかどうか... 鶴竜は合同稽古でも相撲は取らず休場あるいは引退へ向けての芝居? 観客上限も5000人だそうだが、東京が日1000人間近で無観客もあり得るか。あるいは開き直…

合同稽古

初場所へ向けた合同稽古。感染数の急速な増加で危ぶまれたが何とか開催。 白鵬が前回同様健在を見せつけた。貴景勝は微妙、高安が15勝13敗で好調。 考えると大関昇進後好調場所も多くあったが、兄弟子稀勢の里と同様あと一歩のところで優勝を逃してきた。腰…